飲食業経営のケース(元従業員からの残業代請求)

会社は順調に成長、でも経営者として対応しきれないことが起き…(飲食業経営者・40代男性)

業績好調な飲食店経営者に、元従業員から突然、未払い残業代請求が突きつけられたケースです。

●企業DATA
・飲食業、創業4
40代男性経営者
・元従業員から残業代請求あり
・神奈川県

L.A.P.中小企業顧問弁護士の会よりご紹介した弁護士と顧問契約する前後の変化について、さまざまな中小企業の事例
*本ケースは会社名や個人名を特定できないよう、複数の実例に基づいてストーリー仕立てにしております。

顧問弁護士依頼前は、どんなことでお困りでしたか?

当社は、手ごろな価格のイタリアンの飲食店を経営しています。創業5年です。口コミサイトから知名度が上がり売上も順調なので、1年前に2号店を出しました。

夜は私も厨房に立ちますが、2号店を出店してから多忙で、ここ半年間は一日も休みがありません。そんな中、「事件」が起きました。

たくさんの郵便物に混じって、見知らぬ法律事務所から封書が届いていました。

開けてみるとそれは、3ヶ月前に店を辞めた元社員からの未払い残業代請求に関する書面で、「**弁護士が元社員の代理人になったので**までに連絡するように」そんなことが書いてあります。

その元社員は、1号店を開店した頃から在籍していた当社にとっては古株で、私は弟のようにかわいがっていました。

給料の前借りに応じることもありましたし、彼が借りていたマンションの保証人にもなったこともありました。

辞めたときは特にトラブルもなかったので、最初はいたずらじゃないかと思ったくらいです。

「どうしてヤツがこんなことを!?」「あんなによくしてやったのに…」と、いろんな思いが混ざり、すごくムシャクシャしました。

でも仕方ありません、未払い残業代の200万円の請求、今はこれに対処しなくてはなりません。

とはいえどうしていいか分からず、相手が弁護士を立ててるんだからちらも弁護士を立てようと、まずは弁護士を探すことにしました。

L.A.P.中小企業顧問弁護士の会よりご紹介した弁護士へのお客様の声

弁護士と会ってみてどうでしたか?そして顧問弁護士とともにどうやって問題を解決しましたか?

ネット検索をして、L.A.P.中小企業顧問弁護士の会に行き当たりました。

すぐに電話をして「顧問契約は必要ないが、急いで相談したいので明日会える弁護士を紹介してほしい」と伝えました。

事務局の方からは「今日の明日では、面談は難しいかもしれない」と言われましたが、がんばって弁護士にあたってもらい、幸い翌日お会いできる弁護士の先生が見つかりました。

申込みの翌日、弁護士の事務所を訪ねました。
その方は私と同世代の男性弁護士で、気さくな雰囲気でちょっと安心しました。

こちらが飲食業なので、あまりお堅い感じの先生だと合わないと思ってたんです。

気が急いていたので、自己あいさつもそこそこに残業代請求の話に入りました。

状況をひと通り話した後、先生からは「日本の労働法制は圧倒的に従業員に有利だから、残念ながら元従業員への支払いをゼロにすることは難しい」とのお話がありました。

その元社員の入社時に本人には、「給料は残業代込みでこの金額」と説明しており、私は支払う必要はないと思っていたので、弁護士にそう言われてちょっと驚きでした。

しかし当社側に有利なお話聞けました。

それは「残業代請求の時効は2年であること」と、「相手の言う労働時間が本当に正しいかどうか確認すべきこと」です。

元従業員は5年間、当社で働いていましたが、彼の弁護士はその5年分の残業代を請求してきていたんです。

「こちらが何も分からずに支払うと思って請求したのでしょう」と先生はおっしゃっていました(私もなめられたものです)。

さらに、労働時間は、幸い過去のタイムカードを捨てずにとってあったので計算が可能でした。それを元にざっと試算すると、支払いは80万円程度で済みそうだ、ということになったんです。

「200万円なんて無理、どうしよう」と思っていたので、ほっとして大きなため息をついたのを覚えています。

その後は先生に相手方弁護士と交渉していただき、やはり約80万円の支払いでこの件は決着しました。

当初の金額の1/3になったことも本当に良かったんですが、私はせっかちなタイプなので、先生がトントンと話や物事を進めてくださったことで、とても気が楽になりました。

実は、当初は残業代請求の件が終わったら、それで弁護士との縁も終わり、つまり顧問契約することは想定してなかったんです。

でも、事件が終わった後、私の方から顧問契約の話を切り出しました。

私は料理人としての腕には自信がありますし、店の運営や人の教育などもポリシーをもってやってますが、法律がからむことはからきしダメです。

今回の残業代請求ではそのことを突き付けられましたし、私一人で会社のすべてを背負っていくことは無理だと痛感しました。

今後も店を増やし、いずれはFC展開することも漠然と考えていたので、そうなると法律の問題で判断できないことが多くなるとも思い、月額1万円での顧問契約をお願いしました。

L.A.P.中小企業顧問弁護士の会よりご紹介した弁護士へのお客様の声

その後、顧問弁護士をどう活用していますか?

2号店の方で、口コミサイトに悪口が書かれるという事態が起きました。

ケンカ寸前のお客様同士を仲裁した際の対応が気に入らなかったらしく、「追い出された」とか「高圧的でひどい対応だった」とか書かれました。

たしかに店外に出ていただいたのは事実ですが、夜の混雑時に酔ったお客様同士がなぐりあう寸前だったので仕方ありませんでしたし、最後はお客様同士が和解するお手伝いをしたので「高圧的」とは心外でした。

しばらく放置するつもりでしたが、複数の口コミサイトに広がったので(同一人物のしわざと思われる)、顧問弁護士の先生にご相談したところ「運営者に削除依頼を出しましょう」ということになりました。

そして先生が考えてくださった文面を、私が運営者に削除依頼としてメールしたところ、しばらくしてすべてのサイトからその中傷口コミは削除されました。

先生の文面には事実関係が詳細に渡り整然と書かれており、運営者も納得して対応してくれたんだと思います。

それ以外にも相談はいろいろしています。

36協定の締結アドバイスや、従業員が調理中にヤケドをした際の会社の対応、あとは私個人の問題(不動産投資の契約上の問題)の相談など、2ヶ月に一度は何かご相談してますね。

当初は弁護士なんて当社には縁がないと思ってましたがとんでもない!「ささいなこと」と思うような事柄でも、自分ではまったく気づかないところで法律がからむことがあるんですね。

だから何か起きると、これは「顧問弁護士の先生に相談した方がいいだろうか?」とすぐ考えるようになりました。

それと料金についてですが、相談事が重なると追加料金が発生することがありますが、ほぼ顧問料の範囲内で収まっているので本当に助かります。

総務管理系の担当者はまだ今の規模では雇えませんし、まして法務担当者なんて無理です。

だから月1万円で顧問弁護士をお願いできるこのサービスに出会えて本当に良かったと思っています。
(了)


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2018年1月26日

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