L.A.P.中小企業顧問弁護士の会は、2025年10月5日をもって営業開始16周年を迎えることができました。
これもひとえに、私たちを信頼しご利用くださったすべての中小企業の経営者の皆様のおかげに他なりません。心より感謝申し上げます。
この16年の間に、中小企業を取り巻く法務環境は劇的に変わりました。
クレーマーやカスハラという言葉が定着し、今や退職代行という”ビジネス”までが生まれています。
もはや「うちの会社には法律トラブルなんて関係ない」とは言っていられない時代です。
さらに、情報収集の方法も一変しました。
法律問題はWebで調べるのが当たり前になり、最近では「法的な疑問はAIに尋ねる」方も増えたのではないでしょうか。
情報自体は容易に手に入るようになりましたが、その裏で、「この情報は”うちの会社”にとって本当に正しいのか？」「このモヤモヤした困りごとは、まず誰に相談すればいいのか？」という、新たな、そして根深い迷いが生まれているのを肌で感じています
16年の歩み：経営者の「パートナー」にこだわる理由
L.A.P.中小企業顧問弁護士の会は16年間、「中小企業経営者と顧問弁護士との最適なマッチング」という、極めてアナログな作業にこだわり続けてきました。
私たちは、弁護士紹介に「人」の介在が欠かせないと確信しています。なぜなら、企業が抱える問題は千差万別であり、何より経営者様の個性と弁護士の専門性や人柄を「人の目」で読み解くことこそが、苦楽を共にする最高のパートナーシップを実現する鍵だからです。
顧問弁護士は、単なる有資格者であれば誰でもよいわけではありません。
経営者様の悩みや夢を理解し、共に走ってくれる「パートナー」であるべきです。
これからも、16年間で培った確かな経験と実績を基盤に、中小企業と弁護士の良質な関係構築に尽力してまいります。
当会の強み：webやAIの時代だからこそ、人の介在するサービス
WebやAIによる情報検索が主流となった今だからこそ、私たちは「人が関わるサービス」の価値を改めて重視します。
L.A.P.中小企業顧問弁護士の会の「二つの施策」をご紹介します。
①契約前の「電話相談」による安心感
弊会が数年前から強化しているのが、紹介コーディネーターによる「電話相談」です（もちろん無料です）。
これは、検索では解決できない「どんな弁護士が合うのか？」という不安や、「トラブルの真最中だが、まずは誰かに話を聞いてほしい」といった、経営者様のための窓口です。
✔️目的は、緊急トラブルの解決ではなく、最適な顧問弁護士と出会うための入口となることです。
✔️Web上の説明記事を読み込むよりも、電話で現状をお話しいただく方が、早く、正確に解決の糸口が見つかることがあります。だからこそ、私たちはバナーを各所に設置し、「お気軽にお電話ください！」と、お話をじっくり伺う姿勢を明確にしています。
✔️この丁寧なヒアリングこそが、経営者様の想いに寄り添い、最適な弁護士とのマッチングへと確実に繋がります。
16周年を機に強化する「契約後のつながりとフォローアップ」
顧問契約を結んでいただいた後の企業様へのサポートにおいても、私たちは「人のつながり」を強化します。
この16周年を機に、顧問弁護士とお客様とのつながりを強化する仕組みの構築を推進いたします。
基本方針： 顧問弁護士から契約企業へ、**「顧問先への情報提供（フォローアップ）」**となるような仕組みを整備します。
お届けする価値： 雑多で大量の情報が溢れる中、顧問弁護士が法的な視点から、「中小企業経営者にとって重要だ」と判断した社会の法務の流れをピックアップしてお届けします。
例えば、「最近はこんな相談事例が増えている」「企業法務に関する気になる判例が出た」「退職代行の利用者が増えているが、問題点もある」といった、法的な経営環境の変化を先取りしていただくことができます。
顧問弁護士からの情報提供は、単なる知識の伝達ではありません。
「顧問弁護士と契約しただけで終わらない。いつでも相談できる」という継続的な安心感と、次の一手を打つための判断材料を提供し続けることが、私たちの役割だと考えています。
まとめ：中小企業の安定的な経営と成長を支えるために
L.A.P.中小企業顧問弁護士の会は、16年間の実績と、Web・AI時代だからこその「人の温かさ」と「確実な情報」を掛け合わせ、これからも中小企業の安定的な経営と成長を支え続ける決意を新たにいたしました。
今後とも変わらぬご愛顧を賜りますよう、心よりお願い申し上げます。
顧問料1万円の顧問弁護士は、顧問料だけでなく「自分に合うか」で選ぶ！
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