事務局ブログ【中小企業顧問弁護士ガイド】

"顧問弁護士"と"単発相談弁護士"だとアドバイスに差があるのか!?

2018年10月17日

弁護士との打ち合わせ風景

L.A.P.中小企業顧問弁護士の会 事務局・中川のブログです。

中小企業経営者の皆さまから
よく寄せられる質問があります。
それは、

・なんで毎月経費をかけて顧問弁護士と契約するの?
そのメリットは?

・弁護士は法律の専門家なんだから
正しいアドバイスはみんな一緒。
何かあったら誰か探して相談すればいいんじゃない?

というご質問です。

そこで今回は、

"顧問弁護士"と"単発相談弁護士"
だとアドバイスに差があるのか!?

というテーマでお話したいと思います。

 

弁護士が経営者をよく理解しているか?

ずばり、その違いは、

経営者のことをよくよく理解した上で
弁護士がアドバイスできるか

にあります。

もちろん弁護士ですから、
法律に則って「正しい、正しくない」の
判断は当然するのですが、

では、はじめて会ったばかりの経営者に
その経営者が納得するような
アドバイスができるか

というと、必ずしもそうではないのです。

なぜなら、初対面の場合、
弁護士は経営者の考え方や性格を知らない
からです。

たとえば、その経営者について、

・どんな性格なのか?
(穏便にコトを進めたいのか、リスクをとるタイプなのか、等)

・本当はどんな解決方法を望むのか?
(お金をかけるのか・かけられるのか、
相手をやりこめるのか・平和な解決をするのか、等)

・過去にどんなことがあったのか?
(類似トラブルがあったときの過去の経緯、解決方法など)

・会社の経営状態、実はどうなのか?

などなど、
経営者と弁護士とが
ある程度つきあい、話し合わないと、
弁護士は経営者のことを理解できません。

つまり、その経営者だからこその
アドバイスをすることができないのです。

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顧問弁護士は"かかりつけ医"と似ている

この点、弁護士は
"かかりつけ医"と似ていますね。

たとえばですが、あなたが
1か月前からずっと胃の調子が悪い」としたら
どちらのクリニックに行きますか?

A.自分が子どもの頃から
 ずっと診てもらっているご近所の内科医

B.営業先の駅前で
たまたま見つけたクリニック

当然、Aのかかりつけ医ですよね。

かかりつけ医なら
たとえばこんなふうな判断や
アドバイスが期待できます。

「標準的にはこの薬を処方するのだけど
この方は下痢をしやすいから違う薬にしよう」

「いつもの元気さがない。気力が落ちているようだ。
何か悩みがあるのかな。眠れているのかな」

「半年前も胃の不調を訴えていたな。
胃カメラを勧めてみよう」
etc...

顧問弁護士にも
それと同じことがいえます。

自分の性格や物事の進め方を
きちんと理解してくれている弁護士が
自分だからこそのアドバイスをしてくれる。

顧問弁護士を依頼する最大のメリットは
そこにあるのです。

(了)

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