前回のブログ記事【弁護士会の活動について-その1】にて、弁護士は各弁護士会(単位会)に所属をして活動するという事をお話しましたが、今回はその単位会における「会務活動」についてご説明します。
弁護士会の「会務活動」について
その最たるものとして、各単位会の選挙で選ばれる「会長」や「副会長」という業務があります。
また、各単位会には「常議員会」(簡単にいうと国会のような組織)があり、その構成員である「常議員」(一応、選挙によって選任されます)、そして、弁護士会内の組織として様々な委員会があり(中には、弁護士法によって設置が義務付けられている委員会もあります)、その委員会の長、委員としての活動などもあります。
では、これらの委員会での業務がどのように市民の皆様のお役に立つのかと申しますと、直接的なものではないかもしれませんが、例えば、
「消費者問題に関する委員会」
「子どもの人権に関する委員会」
「高齢者・障害者の人権に関する委員会」
「刑事弁護委員会」
などで最新の議論をし、それを弁護士としての活動に反映させ、ひいては市民の皆様の利益に繋がるように研究、研鑽をしております。
PTなどで各種法律問題の研究・勉強会も
また、各委員会から人を出し合って、最新の議論に対応するためのプロジェクトチーム(PT)を設置したり、各委員会内でもPTを作って研究をしたり、さらには委員会とは別に各種法律研究部というものも存在し、分野ごとの法律問題の研究・勉強会の開催などもしております。
私が所属しております弁護士会で数年研究しているテーマといたしましては、
「オリンピックに向けてスポーツ法の研究」
「マンション管理の適正化に関する研究」
最近では「所有者不明土地問題の研究」
そして「宇宙法に関する研究」
などもしており、私自身も上記のうちの複数の研究に携わっております。
このような活動の中で、弁護士個人が自分自身のスキルアップを図り、また、弁護士会としても、市民の皆様により良い法的サービスを提供できる弁護士を育成するべく研鑽を図っております。
(了)
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港区の法律事務所に勤務する40代男性・C弁護士。日本大学卒。
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