L.A.P.中小企業顧問弁護士の会 事務局・中川のブログです。
たまに経営者の皆様から
「今の顧問弁護士にはいろいろお願いしてきたし、一定のことはやってくれてるんだけど、顧問料が高いし、なんかこう積極的になれないんだよなぁ…」
という声をお聞きすることがあります。
つまり、顧問弁護士の変更をちょっと考えていらっしゃるわけですが、
つきあいが長いからいちいち説明しなくても
事情を分かってくれてるし、
なんとなく続けてしまっている
まるで腐れ縁(?)のような状態ですね。
そんな、「今の顧問弁護士との契約継続をどうしようか」とお考えの経営者様にお伝えしたいことがあります。
顧問契約を継続すべきかどうかが一発でわかる質問
そんなとき、今の顧問弁護士を続けるべきかが一発で分かる質問が一つあります。
ではお伺いします。
「会社の命運を左右するような事態になったとき、
その弁護士のアドバイスに従おうと思えますか?」
いかがでしょうか?
顧問弁護士との長くつきあう中で、経営者は時には苦渋の決断を迫られるケースがあるでしょう。
たとえば、M&A、債務整理、リストラ、場合によっては事業継続の断念(破産)などです。
そのような社命をかけた選択を、顧問弁護士のアドバイスに従ってしなければならないとなったとき、今、目の前で話をしている弁護士のアドバイスを受け入れられるでしょうか?
もし「この弁護士の下した判断なら大丈夫、受け入れられる」と心から思えるのでしたら、その弁護士とは今後もおつきあいを続けてもよいでしょう。
逆に「とんでもない!とてもそんなふうに思えない」のでしたら、もっとよい関係を築ける弁護士に変更したほうがよさそうです。
やはり顧問弁護士選びで一番大事なのは相性と信頼関係を築けるか、これに尽きます。
(了)
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