トラブル渦中で不安な経営者のお話をじっくり伺います！ 経営者からのお電話で心がけていること

L.A.P.中小企業顧問弁護士の会　コーディネーターの中川です。

当会への顧問弁護士の紹介申込みは、経営者の皆様からのお電話が主です（webフォームよりも電話が多いです）。

その際、私（コーディネーター）がお話を伺うのですが、何らかのトラブルを抱えている経営者が多いため、電話の向こうの経営者の内心に強い不安や焦りを感じます。
（話を伺う私が気の毒に思うようなケースもあります）

そこで、そのようなトラブル渦中の経営者の「不安な気持ち」を少しでも解消するために、コーディネーターの私が経営者の皆様とお話しする際に心がけていることについてお話します。

お読みいただくことで「ちょっと話を聞いてもらおうかな」と思っていただければうれしいですし、お電話の結果、不安なお気持ちを少しでも軽くするお手伝いができれば幸いです。

トラブルを抱えていたらどんな経営者だって不安

経営者から伺うトラブルはさまざまですが、下記のようなお話が多いです。

・【従業員トラブル】お金を貸した従業員が突然辞めてしまい連絡が取れない。円満退社したはずが未払い残業代請求された

・【お客様とのトラブル】何も思い当たることがないのに、お客様から突然「契約を解除したいから全額返金してほしい」との書面が届いた

・【契約上のトラブル】契約書を交わさないまま仕事を受注していたが、トラブルが起きてしまいどう対処したらいいか分からない
etc...

こうした問題に直面した経営者は、その解決にかかりきりになり、問題に振り回されてイライラしたり途方に暮れたりしがちです。

またトラブルの行方によっては、事業の運営や評判に影響を及ぼすことがあるため、経営者が不安や焦りを感じるのは当然のことです。

でも経営者には相談する相手がいない

経営者の皆様はよく「自社のトラブルは誰にも相談できない」と言います。
その理由は、

●従業員に話したら弱みを見せることになるし、会社は大丈夫かなと疑われてしまう
●家族には心配をかけてしまう
●経営者仲間にはプライドがあり話せない

からだそうです。

なのでほとんどのケースで、たった一人でトラブルに対処します。
それは苦しいしつらいし、「何で自分がこんな目に遭うんだろう！？」と怒りすら感じると思います。

「経営者は孤独」とよく言われますが、中小企業経営者にとって「相談相手がいない問題」は昔からの大きなテーマだと感じます。

経営者のお困りごとを一身に伺います

ですので、トラブルを抱える経営者からお電話があったとき、コーディネーターの私はお客様のお話をじっくり聴くようにしています。

30分以上お話を伺うこともよくあります。
感情をぶちまける方もいれば、今まであったことを振り返るようにとつとつと話される方もいます。

そうやって一通りお話されると、どの経営者もちょっと落ち着いた様子になります。
そして「今まで誰にも話せなかったんですよ」「ちょっと楽になりました」とおっしゃっていただけることが多いです。

私は弁護士ではないので、なにか有益なアドバイスをすることはできません。なので問題は何も解決していません。

ただお話を伺いながら事実関係をまとめたり、「大変でしたね」「本当にお困りなんですね」といったお声がけくらいしかできません。

しかし経営者の皆さんは「自分の今の困っている気持ちを話す」「聞いてもらえる人がいる」だけで、少しだけ肩の荷が下りるのだそうです。

経営者から伺ったお話は文章化して弁護士に伝えるので、面談にスムーズに入れる

コーディネーターが経営者からお伺いしたお話は、もちろん聞きっぱなしではありません。

コーディネーターが、トラブルの流れや背景が分かるように文章としてまとめ、ご紹介する弁護士に予め申し伝えます。

なので、弁護士との面談時に、弁護士は概要を分かった上で経営者のお話を伺うことになります。

相談内容の概要が共有できているので、経営者の皆様は、過度に緊張せずに弁護士との話に入れますし、ある程度の時間短縮になるというメリットもあります。

当然ながら、弁護士と契約された後は、顧問弁護士にはすぐ連絡が取れます。

そして顧問弁護士として経営者のお話をしっかり伺い、適切なアドバイスをしながら、最適な解決策を見い出してくれます。

そんな立場の人にすぐ連絡がとれて話を聞いてもらえるのは、この上ない安心感があると思いませんか。

実際に、「いざという時に頼れる存在がいると思えると、ふだんの気持ちに余裕ができる」と多くの経営者がおっしゃいます。

トラブルのお話を伺うのは無料です！

なお当会以外に、弁護士に相談する前に、弁護士以外の人が話を聞いてくれるケースはあまりありません。

（例外として、相談者が法律事務所を訪問した際、弁護士が話を聞く前に事務担当の方がヒアリングをするケースは多少はあります）

なので経営者の中には「知らない法律事務所に電話をしてアポを取って、いきなり自分の話をするのはちょっとハードルが高いと思ったので、ここ（当会）に電話をしてみました」という方もいらっしゃいます。

コーディネーターとの電話はもちろん無料です。
そしてお話を伺った上で、最適な弁護士を無料でご紹介いたします。

トラブルを抱え一人でお悩みの経営者の皆様、ぜひお気軽にお電話ください。

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コーディネーター歴13年の中川です。
経営者の困りごとやご不安を受けとめます！
お話は文章化して弁護士に伝えますので、弁護士面談に安心して望んでいただきます。

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