L.A.P.中小企業顧問弁護士の会弁護士のEです。

ここ数年、AI(人工知能)が急速に進歩を見せており、巷では、「AIによってなくなる仕事」が話題にのぼっています。

弁護士をやっていると、「AIが進歩すると、弁護士の仕事もなくなるのか?」という点が気になってしまうのですが、個人的な見解としては、「なくならない」と考えています。

私がそう考える理由は3つあります。
 

 

AIが法務を扱うことについての安全性の問題

1点目は、「現時点では、AIが法務を扱うことについて、安全性が保証されていない」ということです。

例を挙げますと、私が普段やっている仕事のひとつに、お客様が取り交わす契約書の締結前チェックがあるのですが、この分野では、AIを利用したチェックツールが続々と開発されています。

かなり精度も上がってきているようですので、契約を頻繁に取り交わす企業様の中には、「弁護士を利用せず、AIの契約書チェックツールに丸投げしてしまおう」とお考えになる方もいらっしゃるかもしれません。

しかし、AIの場合、予測不可能なミスやバグが絶対にない、という点について現時点で担保がされていないように思います。

また、AIに契約書チェックを丸投げしてとんでもない事態を招いたときに、誰が責任を取るのか、という問題もあります。

ですから、契約書のチェックひとつをとってみても、AIが弁護士の仕事を完全に代替するのは難しいように思います。 

AIは、人間の感情を扱うのが苦手

2点目は、「弁護士は、人間の感情を扱う仕事でもある」という点です。

別の記事(「顧問先の企業様が訴えられたとき、弁護士の私が最初にすること」)でも少し触れたのですが、弁護士の仕事のひとつに「クライアント様の精神的苦痛をケアする」という役割があると思います(このあたりは、弁護士ごとに見解が分かれるかもしれませんが)。

会社の経営者様は、日々いろいろな問題と向き合い、かなりのストレスを抱えていらっしゃると思いますが、裁判等の法的紛争になった際は、さらなるストレスを抱えることになります。

そういったストレスと向き合い、経営者様といっしょになって紛争解決を図ることで、苦痛の緩和に努めるというのは、AIが苦手とする分野だと思います。 

現にAIの専門家が顧問弁護士を雇っている

3点目は、「弊所の顧問先会社様の中に、AIの専門家が複数いらっしゃる」ということです。

AIに弁護士の代わりが務まるのであれば、AIの専門家が弁護士を雇う必要はありませんよね。 

弁護士とAIの協働が質の高いサービスにつながる

そもそもAIは、人間にとっての脅威ではなく、人間の暮らしをよりよくするためのツールだと思います。

AIの進出を恐れるのではなく、お客様に対する質の高いサービスを提供するために、AIと協働していきたいと思います。

(了) 

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