L.A.P.中小企業顧問弁護士の会、弁護士のEです。
この記事を書いている2022年3月、日本はコロナ禍の真っ只中で、リモートでの打ち合わせが推奨されています。
別の記事(この時代にあってなお、初回面談を対面にこだわる理由)の中でも少し触れたのですが、私も、不要な対面打ち合わせはどんどん排除して、リモートにすべきと考えています。
私の考える"必要・不要な対面打ち合わせ"
どこまでが「不要な対面打ち合わせ」なのかは人により異なると思いますが、私は、
①事務的な事項の打ち合わせ ⓶定例ミーティング
のような、打ち合わせ自体が目的になっているもの、
③気心の知れたお客様と、デリケートでない話題についてする打ち合わせ
等がこれに当たると考えています。
逆に「必要な対面打ち合わせ」としては、
①お客様との間で、お互いの気心を知るための打ち合わせ ⓶内容がデリケートで「会って話すこと自体に、お客様の気持ちを軽くする効果がある」ような打ち合わせ
があると思います。
そういうわけで私は、コロナ禍の前から、「不要な対面打ち合わせ」についてはじゃんじゃんSkypeでこなしていました。
コロナ禍以降は、私だけでなく、世間一般でこの傾向が加速しています。
弁護士業務もリモート化が進んだ
弁護士業務という点でいえば、裁判所での手続や弁護士会での会合がリモート化したのが非常に大きいと感じます。
東京の霞が関にある裁判所や弁護士会までは、私の事務所から25分くらいかかるのですが、裁判所や弁護士会に出向く場合、往きは余裕を見て35分前に事務所を出て、帰りは25分かかるわけですから、1回出向くたびに往復1時間かかっていたわけです。
これも以前別の記事(地方出張の愉楽と苦悩)に書いたのですが、弁護士は移動時間中仕事をすることがなかなか難しい職種ですので、往復の移動時間は負担になっていました。
現在、裁判所での手続きや会合がリモートで行われる場合には、5分前に自席のパソコンに戻り、TeamsやZoomを立ち上げて待機すれば間に合います。
何かパソコンで集中して作業をしたい時でも、予定開始5分前にアラームをセットしておいて、アラームが鳴ったら作業中のウィンドウをTeamsやZoomに切り替えればいいわけです。
裁判の資料はファイル化して事務所においてありますし、会合の資料は事前にダウンロードしてパソコンで見られますので、分厚い資料をプリントアウトして、持ち物を揃えてから出発する、という手間もかかりません。本当に便利な時流になったと感じます。
一方で寂しい一面も
なお、友人からのちょっとした法律相談の場合、以前は「今度の週末空いてる?食事でもしながらちょっと相談が…」とお誘いがあったのですが、これについても今は「ちょっとSkypeで相談が…」「今日の夜LINEのビデオ通話できる?」と変わってきていて、この点だけは少し寂しいところです。
(了)
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新宿区(新宿御苑駅近く)にて開業中の40代男性・E弁護士。上智大学卒。
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