この記事を書いている2022年はじめ、日本はコロナ禍の真っ只中で、リモートでの打ち合わせが推奨されています。
L.A.P.中小企業顧問弁護士の会では、顧問弁護士との契約前に相性確認のための無料面談(初回面談)を行っていて、この面談をリモートで行う弁護士もいます。
特に地方の経営者様を中心に、リモートで顧問契約締結まで完結したい、というご要望があるのは重々承知しているのですが、私は、初回面談だけは必ず対面でお会いするようにしています。
なぜ初回面談を対面でお願いしているのか
というのも、企業の顧問弁護士というのは、企業の経営者様や担当者様と信頼関係を築き、折に触れ、ご相談を頂く立場です。
偉そうなことを言えば、顧問先会社様の経営上のパートナーだと考えています。
以前別の記事(顧問弁護士との「相性」って具体的にどういうこと?)でも書いたのですが、パートナーに選びに必要なのは相性です。
相性を判断するには多くの情報が必要です。
どんなにビデオ会議システムの精度が上がっても、対面での面談で得られる情報量とは比べ物になりません。
声のトーン、会話のテンポ、身に着けているもの、遅刻しそうな時の対応など、待ち合わせて同じ空間でお会いしたからこそ得られる情報は多く、お互いに相手の「人となり」が如実に表れるように思います。
私生活上で何かをする際のパートナーを選ぶとき、会わずに決めますか?
事前にネット上の情報やメール、チャットでのやり取りから始まったという場合でも、最終的には会ってみて、相性を確認した上で決めるのが一般的ではないでしょうか。
顧問弁護士選びも、それと全く同じことだと思います。
なお、ここまでお読みいただいた方の中には、「弁護士のEは対面原理主義のアナクロ人間なのではないか?」という印象を持たれた方もいらっしゃるかもしれませんが、私はかなりのリモート推進派です。
不要な対面打ち合わせはどんどん排除すべきと思っています。
お互いの人となりがわかって、気心が知れたお相手については、ほとんどリモートでやり取りをしています。この話(弁護士にとってのリモート会議の計り知れないメリット)もいつかどこかで書ければと思います。
(了)
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新宿区(新宿御苑駅近く)にて開業中の40代男性・E弁護士。上智大学卒。
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