D弁護士ブログ(50代女性、@赤坂)

この10年を振り返って~今後の弁護士業(AIとの共存を目指して)(D弁護士、女性)

2019年12月6日

AIと弁護士

こんにちは。L.A.P.中小企業顧問弁護士の会弁護士のDです。いつもブログを読んでいただきましてありがとうございます。

L.A.P.中小企業顧問弁護士の会は、今年2019年で10周年を迎えました。

私は、L.A.P.中小企業顧問弁護士の会の発足と同時期に、勤務先の法律事務所を退職し、現在の法律事務所を開業しました。

事務所の開業はゼロからのスタートでしたが、少しずつ同業や知り合いの方々から案件や顧問先をご紹介いただき、当事務所としても無事に10周年を迎えることができました。

この節目において、これまでの皆様の支えがあって、今の自分があるという事を、改めて心に留めて、日々業務に邁進していきたいと思います。

 

10年の業務内容を振り返ると

さて、この10年間を業務内容から振り返ってみたいと思います

まず、当事務所は英語案件を取り扱いますので、中小企業様の海外取引のご相談が常時ありました。
日本の素晴らしい技術や製品を海外へ広げていく、又はその逆のお手伝いを、これからも継続してできればと思います。

また、年々、IT分野の仕事(インターネット販売取引のトラブル、インターネットサイトや広告のトラブル、知的財産権や開発案件のご相談等)の仕事も多くなってきております。

さらに、最近は、AI(Artificial Intelligence)に関する業務も少しずつ増えてきました。
機械学習やディープラーニングを基に製品開発を進めるAI企業様との仕事の機会にも恵まれ、子どもの頃に理系科目が好きであった私は、理系熱が何十年ぶりかに再燃し、新しい分野の仕事にはワクワクしています。

 

弁護士業界はAIに取って代わられるのか

逆に、弁護士業界はAIに取って代わられる業種と言われており、将来に対する不安もあります。

たしかに、一定条件のインプットにより定量的・定型的な結果が導きやすい訴訟や請求(過払金請求訴訟、交通事故の損害賠償金請求、その他慰謝料請求等)では、弁護士の関わりが減少していくと思われます。

しかし、多くの弁護士業務は、そう単純なものではありません
紛争解決や結論を出すまでには、依頼者からの事実や意見のヒアリング、依頼者の感情や葛藤の受け止め、依頼者との協議等が必要です。

この過程ではカウンセリング的な要素もあり、こうした時間を費やすことで、依頼者の紛争解決への肯定感や納得感が生まれ、紛争の解決へと向かうのだと思われます。

そうすると、多くの弁護士業務においては、AIよりまだまだ人間の弁護士に優位性があると考えています。

しかし、そうはいっても、AIによる契約書チェック、機械翻訳というツールが普及し始めており、AIのさらなる技術開発は今後も相当なスピードで続くことでしょう。

そこで、今後は、AIをうまく活用して業務の効率化を図りつつ、自分なりの付加価値をつけたサービスの提供を模索していければと考えています。

(了)

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